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2010/06/29のBlog
[ 20:35 ]
[ きららの森の学校 ]
新学期になったと思ったらもうあと7月2週目で1学期も終わり。
月2回だけの「きららの森の学校」は時間のたつがとっても早い。
高学年クラスは昨年度の劇でクラスの連帯感が強まった感じで、ますます仲がいい。
今学期になってからなかなか全員そろわないが、毎回なぜか盛り上がる。
驚くのはいつのまにかみんなに即興の力がついていること。いろんな楽器を使ってお互い聴きあう即興がひとつの作品になっていく。アウディオペーデの講座で練習していた大人たちより上手、かもしれない。いつのまに響きを聴き合えるようになったのか、と嬉しかった。
今はこの感覚を生かして、りんごろうそくに向けてリコーダーアンサンブルを練習している。ハーモニー感覚はお互い聴きあうことからしか始まらない。
このごろ小学生クラスでやっているのは、音をさせずに走りまわることと目をつぶって歩くこと。これらの練習は全身を耳にして聴くいい練習になる。特に2人組になって1人が目をつぶって歩くのは世界を信頼できなければできない。これも子どもたちは大人よりいとも簡単にやってのける。感覚が大人よりも鋭いのだろうとつくづく思う。
低学年クラスは今年度は新1年生を迎え新3年生まで合同のクラスだ。3年生にとってはゆっくりのクラスになるかもしれないが、忙しい現代っ子にたまにはゆっくりの場があってもいいんじゃないかな。
幼児さんも新しいお友だちを迎え、新鮮だ。4月から自宅でも幼児クラス「こびとのへや」を始めたので授業の機会が増え、前よりこなれてきたように思う。でも同じことをするのにもメンバーが違うと声の出し方から変えなければいけない。まだまだ勉強は続くのでありました・・・。 中務(斉藤)理美
月2回だけの「きららの森の学校」は時間のたつがとっても早い。
高学年クラスは昨年度の劇でクラスの連帯感が強まった感じで、ますます仲がいい。
今学期になってからなかなか全員そろわないが、毎回なぜか盛り上がる。
驚くのはいつのまにかみんなに即興の力がついていること。いろんな楽器を使ってお互い聴きあう即興がひとつの作品になっていく。アウディオペーデの講座で練習していた大人たちより上手、かもしれない。いつのまに響きを聴き合えるようになったのか、と嬉しかった。
今はこの感覚を生かして、りんごろうそくに向けてリコーダーアンサンブルを練習している。ハーモニー感覚はお互い聴きあうことからしか始まらない。
このごろ小学生クラスでやっているのは、音をさせずに走りまわることと目をつぶって歩くこと。これらの練習は全身を耳にして聴くいい練習になる。特に2人組になって1人が目をつぶって歩くのは世界を信頼できなければできない。これも子どもたちは大人よりいとも簡単にやってのける。感覚が大人よりも鋭いのだろうとつくづく思う。
低学年クラスは今年度は新1年生を迎え新3年生まで合同のクラスだ。3年生にとってはゆっくりのクラスになるかもしれないが、忙しい現代っ子にたまにはゆっくりの場があってもいいんじゃないかな。
幼児さんも新しいお友だちを迎え、新鮮だ。4月から自宅でも幼児クラス「こびとのへや」を始めたので授業の機会が増え、前よりこなれてきたように思う。でも同じことをするのにもメンバーが違うと声の出し方から変えなければいけない。まだまだ勉強は続くのでありました・・・。 中務(斉藤)理美
2010/05/23のBlog
[ 10:57 ]
5月15日。公園は、山の緑が美しく、最高にきもちのよい季節!それに、この日はとてもよい天気。
今日は、「黒川の粽(ちまき)づくり」です。
川西市最北の黒川地方、独特の粽の作りかたです。
子どもたちも一緒に、ナラガシワの葉を採りに。
ちいさい子たちもみんな、手に手にカシワの葉っぱを持って戻ってきました。
みんなできれいに洗って、一枚一枚、虫がついていないか見ます。それからお湯にさっと浸けます。
今日は、「黒川の粽(ちまき)づくり」です。
川西市最北の黒川地方、独特の粽の作りかたです。
子どもたちも一緒に、ナラガシワの葉を採りに。
ちいさい子たちもみんな、手に手にカシワの葉っぱを持って戻ってきました。
みんなできれいに洗って、一枚一枚、虫がついていないか見ます。それからお湯にさっと浸けます。
アシの葉は、茎と葉っぱに分けます。
子どもたちも一緒に、米粉をコネコネ。
そして、おくどさんのお釜の上で蒸します。
蒸しあがった生地を、杵と臼でぺったん、ぺったん。
大人がついたあとに、子どもたちも一人づつ杵を持ってつきました。小学生の子も、「一人で杵を持ってつけたよ~!」と、嬉しそう。
子どもたちも一緒に、米粉をコネコネ。
そして、おくどさんのお釜の上で蒸します。
蒸しあがった生地を、杵と臼でぺったん、ぺったん。
大人がついたあとに、子どもたちも一人づつ杵を持ってつきました。小学生の子も、「一人で杵を持ってつけたよ~!」と、嬉しそう。
ここからは、大人も子どもも、参加者みんなで作業です。
つきあがったもち生地を、アシの茎に細長く握りつけます。カシワの葉で半分包みます。
そして、もう半分をアシの葉でくるみ、上を「ちょんまげ」のようにして横に曲げます。最後にアシの茎をぐるぐる巻きつけて、できあがり!
そして、包んだ粽を、またお釜の上で蒸します。ホカホカの粽が、できあがり~!
お昼ごはんのあとに、砂糖醤油やきな粉をつけて、いただきます。
薄く塩味もつけてあるので、私は何もつけなくてもとってもおいしかった!
つきあがったもち生地を、アシの茎に細長く握りつけます。カシワの葉で半分包みます。
そして、もう半分をアシの葉でくるみ、上を「ちょんまげ」のようにして横に曲げます。最後にアシの茎をぐるぐる巻きつけて、できあがり!
そして、包んだ粽を、またお釜の上で蒸します。ホカホカの粽が、できあがり~!
お昼ごはんのあとに、砂糖醤油やきな粉をつけて、いただきます。
薄く塩味もつけてあるので、私は何もつけなくてもとってもおいしかった!
さて、私はお昼ご飯の料理担当です。
ここでの料理は、できるだけ能勢の「道の駅」で、地元の農家の方が作られた旬の野菜を購入しています。前日にお店にあったものは・・・小さめの大根、まだ小さい間引きの葉にんじん、まだ実が小さい新玉ねぎ、春キャベツ、小松菜。これで、今日の料理を考えました。
参加者の大人の方たちと一緒に、調理をしました。
★ふきご飯
能勢在住のスタッフの、家の裏に自然に生えているフキ。塩茹でして皮をむき、刻んで、しょうゆとみりん、昆布の出しで煮ます。かまどで炊いた5分搗きのご飯に混ぜて、ふきご飯にしました。今の季節限定の香り、旬の味です。
★もちきびのスープ
玉ねぎを主役に、春キャベツ、炒め煮に使った大根のしっぽ、にんじんも入れて、昆布のお出しでコトコト煮ます。もちきびを入れて、薄めの塩味でシンプルだけど野菜の味がうまみになったスープです。
★炒め煮
新たまねぎ、大根、にんじん、小松菜を順に炒めて、出しや水は入れずに野菜の水分で煮ます。塩としょうゆでシンプルに味付けをして、野菜のうまみを味わいます。
★にんじん葉のふりかけ
7cmほどの小さな「間引きにんじん」、葉がとてもおいしいんです!塩茹でして細かく刻み、炒めてちょっと濃い目にしょうゆ味に。ご飯にのせて、いただきます。
★ラディッシュのサラダ
「ラディッシュが苦手だったけど、おいしかった!」との声をいただきました。梅酢が味付けのポイントです。
動物性のものや砂糖を使わない、野菜料理です。
ふきご飯は、一人前大盛り、たっぷりの量!!でも、皆さんおいしいと、しっかり食べてくださいました。
最後に、糠を使ってみんなでお皿を洗いました。
残りの粽はお土産に。子どもたちも大満足の一日でした。
(松尾かおり)
ここでの料理は、できるだけ能勢の「道の駅」で、地元の農家の方が作られた旬の野菜を購入しています。前日にお店にあったものは・・・小さめの大根、まだ小さい間引きの葉にんじん、まだ実が小さい新玉ねぎ、春キャベツ、小松菜。これで、今日の料理を考えました。
参加者の大人の方たちと一緒に、調理をしました。
★ふきご飯
能勢在住のスタッフの、家の裏に自然に生えているフキ。塩茹でして皮をむき、刻んで、しょうゆとみりん、昆布の出しで煮ます。かまどで炊いた5分搗きのご飯に混ぜて、ふきご飯にしました。今の季節限定の香り、旬の味です。
★もちきびのスープ
玉ねぎを主役に、春キャベツ、炒め煮に使った大根のしっぽ、にんじんも入れて、昆布のお出しでコトコト煮ます。もちきびを入れて、薄めの塩味でシンプルだけど野菜の味がうまみになったスープです。
★炒め煮
新たまねぎ、大根、にんじん、小松菜を順に炒めて、出しや水は入れずに野菜の水分で煮ます。塩としょうゆでシンプルに味付けをして、野菜のうまみを味わいます。
★にんじん葉のふりかけ
7cmほどの小さな「間引きにんじん」、葉がとてもおいしいんです!塩茹でして細かく刻み、炒めてちょっと濃い目にしょうゆ味に。ご飯にのせて、いただきます。
★ラディッシュのサラダ
「ラディッシュが苦手だったけど、おいしかった!」との声をいただきました。梅酢が味付けのポイントです。
動物性のものや砂糖を使わない、野菜料理です。
ふきご飯は、一人前大盛り、たっぷりの量!!でも、皆さんおいしいと、しっかり食べてくださいました。
最後に、糠を使ってみんなでお皿を洗いました。
残りの粽はお土産に。子どもたちも大満足の一日でした。
(松尾かおり)
2010/04/22のBlog
[ 11:22 ]
[ きららの森のキッチン ]
4月17日。山桜も満開をすぎ、新緑。春の風は少しひんやりしても、公園はとても気持ちの良い季節です。
今日のテーマは「桜餅づくりと、葉っぱさがし」。
参加者の子どもたちと、桜餅を作ります。
生地を作ります。小麦粉を水で丁寧に溶く作業を、4歳の女の子が上手にしてくれました。
スタッフが小豆を煮て作っておいた「あんこ」を、子どもと一緒に俵型に丸めます。
そして、小麦粉で作った生地を、フライパンに薄く楕円型にのばして、ひとつづつ焼きます。
生地にあんこを包んで、桜の葉でくるめば出来上がり!
今日のテーマは「桜餅づくりと、葉っぱさがし」。
参加者の子どもたちと、桜餅を作ります。
生地を作ります。小麦粉を水で丁寧に溶く作業を、4歳の女の子が上手にしてくれました。
スタッフが小豆を煮て作っておいた「あんこ」を、子どもと一緒に俵型に丸めます。
そして、小麦粉で作った生地を、フライパンに薄く楕円型にのばして、ひとつづつ焼きます。
生地にあんこを包んで、桜の葉でくるめば出来上がり!
そして、スタッフゆうさんのガイドで「葉っぱさがし」です。
春の公園を散歩に出かけて、春の花や葉っぱを見つけます。
子どもたちが、葉っぱや花の色を、パレットのかたちにした白い紙にうつしていきます。
やさしい色の、すてきな作品ができました。花や葉っぱの香りもします。
春の公園を散歩に出かけて、春の花や葉っぱを見つけます。
子どもたちが、葉っぱや花の色を、パレットのかたちにした白い紙にうつしていきます。
やさしい色の、すてきな作品ができました。花や葉っぱの香りもします。
お昼ごはんの料理のあいだ、子どもたちは公園で思い切り遊びます。
お釜の前で火の番をしている、ひとくらクラブの男性スタッフのそばで、行ったりきたり遊んでいます。今日は、できたばかりの真新しい「薪置き場」に入って、ごっこ遊び。まだ薪が入っていない、お家みたいな「薪置き場」、子どもたちがあんまり気に入って「ここでご飯食べる!」と言うので、男性スタッフが切り株を椅子に、板をテーブルにと、用意しました。
ここで大人も一緒に、お昼ご飯にしました。
お釜の前で火の番をしている、ひとくらクラブの男性スタッフのそばで、行ったりきたり遊んでいます。今日は、できたばかりの真新しい「薪置き場」に入って、ごっこ遊び。まだ薪が入っていない、お家みたいな「薪置き場」、子どもたちがあんまり気に入って「ここでご飯食べる!」と言うので、男性スタッフが切り株を椅子に、板をテーブルにと、用意しました。
ここで大人も一緒に、お昼ご飯にしました。
昼ごはんは、肉や魚など動物性のものは使わない、野菜料理です。
5分づきご飯と、畑で旬の野菜は、できるだけ能勢の「道の駅」で売られている、地元の人が育てたものを使用しています。
料理は、参加者の皆さんと一緒に作ります。
5分づきご飯と、畑で旬の野菜は、できるだけ能勢の「道の駅」で売られている、地元の人が育てたものを使用しています。
料理は、参加者の皆さんと一緒に作ります。
今日のメニューは、
★ちらし寿司
細く切った干ししいたけと油揚げを、昆布と干ししいたけの出し汁と醤油で煮ておきます。
お釜で炊いた5分づきご飯に、梅酢で作った寿司酢、煮た具を混ぜます。
トッピングは、豆腐を炒ってターメリックで黄色く色を付けた、「卵焼き風」、
梅酢で煮た「梅酢れんこん」、茹でたブロッコリー。彩りよく飾ります。
★葉ごぼうの味噌炒め
葉ごぼうは、今の季節限定の野菜!ごぼうの実の部分は、ほんの5センチほどの長さですが、長く伸びる茎と、その上に広がった葉をいただきます。
(これは、私のオリジナルな料理法です)
苦味があるので、まず、塩茹でしてアクを抜き、小さく小口切りにしたごぼうを、じっくり炒めます。梅酢と水を振って蒸し煮したあと、細かく切った茎と葉を加えて炒めます。3年味噌と梅酢を加えて蒸し煮し、炒めながら仕上げます。
ご飯のおともに、ちょっと大人の味、春の味。おいしいです。
★春キャベツとたまねぎとにんじん炒め、甘酢あんかけ
「甘酢あん」と言っても、砂糖や酢は使わず、白味噌、梅酢、醤油と本くず粉で味付けします。
★クレソンのお浸し
★ラディッシュのプレスサラダ
★すまし汁
・・・今日のお寿司のご飯は、「桜餅」の生地の色づけに使った黒米を(もったいないから)、5分づき米に混ぜて炊いたので、紫色に染まりました。
その上に、卵に見立てた、黄色い炒り豆腐など、色鮮やかなトッピングをのせたので、なんだか不思議なエスニック風にも見えるご飯に!!寿司には見えない・・・。でも、味はとってもおいしく、大好評でした。
季節の味の、ご飯のあとに、「桜餅」をいただいて、大満足。
あと片付けのあいだも、子どもたちはまたまた遊びに行きました~。
春の公園の自然を満喫しました。
(松尾かおり)
★ちらし寿司
細く切った干ししいたけと油揚げを、昆布と干ししいたけの出し汁と醤油で煮ておきます。
お釜で炊いた5分づきご飯に、梅酢で作った寿司酢、煮た具を混ぜます。
トッピングは、豆腐を炒ってターメリックで黄色く色を付けた、「卵焼き風」、
梅酢で煮た「梅酢れんこん」、茹でたブロッコリー。彩りよく飾ります。
★葉ごぼうの味噌炒め
葉ごぼうは、今の季節限定の野菜!ごぼうの実の部分は、ほんの5センチほどの長さですが、長く伸びる茎と、その上に広がった葉をいただきます。
(これは、私のオリジナルな料理法です)
苦味があるので、まず、塩茹でしてアクを抜き、小さく小口切りにしたごぼうを、じっくり炒めます。梅酢と水を振って蒸し煮したあと、細かく切った茎と葉を加えて炒めます。3年味噌と梅酢を加えて蒸し煮し、炒めながら仕上げます。
ご飯のおともに、ちょっと大人の味、春の味。おいしいです。
★春キャベツとたまねぎとにんじん炒め、甘酢あんかけ
「甘酢あん」と言っても、砂糖や酢は使わず、白味噌、梅酢、醤油と本くず粉で味付けします。
★クレソンのお浸し
★ラディッシュのプレスサラダ
★すまし汁
・・・今日のお寿司のご飯は、「桜餅」の生地の色づけに使った黒米を(もったいないから)、5分づき米に混ぜて炊いたので、紫色に染まりました。
その上に、卵に見立てた、黄色い炒り豆腐など、色鮮やかなトッピングをのせたので、なんだか不思議なエスニック風にも見えるご飯に!!寿司には見えない・・・。でも、味はとってもおいしく、大好評でした。
季節の味の、ご飯のあとに、「桜餅」をいただいて、大満足。
あと片付けのあいだも、子どもたちはまたまた遊びに行きました~。
春の公園の自然を満喫しました。
(松尾かおり)
2010/03/28のBlog
[ 09:43 ]
[ きららの森の学校 ]
《低学年造形クラス》
日本の昔話『米良の上ウルシ』
ここでは「にじみ絵」でない技法にも挑戦しています。絵は、お話に出てくる「木彫りの龍の置き物」を描いたものです。木彫りで作る時のように、ここでは形から入っていきました。太筆で龍の流れるような体を一気に描いた後、目やうろこなどをいろんな色で描いていきました。
お話では、この木彫りの龍が、高価なウルシの溜まっている淵の底に沈められます。するとその龍に、いつの間にか魂が宿り、本物の龍になってしまいます。その龍が、淵の底のウルシを採って私腹を肥やそうとする、貪欲な人間たちから、ウルシを守る、という内容のお話です。
子供たちは龍を描くのがとても好きで、男の子は特にそうです。龍は昔から神様、またはその使いとして、崇められてきました。それは単なる空想の生き物ではなく、宇宙、自然に表れている流動的な創造力と深く関係しているようです。昔の人たちは、自然を通してその力を直接感じていたのでしょう。しかし、西洋文明化とともに、いつしか龍は退治せねばならない存在となってしまいました。機械化、分散化が進む現代社会において、龍の自然力は新しい気づきをもたらしてくれるかもしれません。
細井信宏
日本の昔話『米良の上ウルシ』
ここでは「にじみ絵」でない技法にも挑戦しています。絵は、お話に出てくる「木彫りの龍の置き物」を描いたものです。木彫りで作る時のように、ここでは形から入っていきました。太筆で龍の流れるような体を一気に描いた後、目やうろこなどをいろんな色で描いていきました。
お話では、この木彫りの龍が、高価なウルシの溜まっている淵の底に沈められます。するとその龍に、いつの間にか魂が宿り、本物の龍になってしまいます。その龍が、淵の底のウルシを採って私腹を肥やそうとする、貪欲な人間たちから、ウルシを守る、という内容のお話です。
子供たちは龍を描くのがとても好きで、男の子は特にそうです。龍は昔から神様、またはその使いとして、崇められてきました。それは単なる空想の生き物ではなく、宇宙、自然に表れている流動的な創造力と深く関係しているようです。昔の人たちは、自然を通してその力を直接感じていたのでしょう。しかし、西洋文明化とともに、いつしか龍は退治せねばならない存在となってしまいました。機械化、分散化が進む現代社会において、龍の自然力は新しい気づきをもたらしてくれるかもしれません。
細井信宏
[ 09:11 ]
[ きららの森の学校 ]
《高学年造形クラス》
「アショカ王の柱」を制作する
今からおよそ2300年前の古代インドには、強大な王国が存在していました。その王様にはたくさんの王子がありましたが、その中の一人、アショカは、他の王子よりも「身分が低い、容貌が醜い」からと、世継ぎとしては認めてもらえず、王様からは可愛がられることはなかったといいます。ある時、王様が病で倒れると、アショカは軍を率いて強引に王の座に就き、世継ぎとして決まっていた王子や逆らう者たちの命を奪い取ってしまいました。こうして残酷で横暴なアショカ王の名は、全国に知れ渡ることとなりました。
野心に燃えるアショカ王は、隣国を支配しようと戦争を引き起こしますが、戦場でのあまりにひどい惨状に、残酷な王と言われたアショカの心にも深い後悔の念が起こったといいます。そしてある時、アショカ王は、粗末な衣服に身を包んだお坊さんに出会い、お釈迦様の教えについて知ります。
「お釈迦様の教えとは、どのようなものか?」
「平和の教えでございます。お釈迦様の教えには差別はありません。人間も動物も植物も命あるすべてのものは、この素晴らしい世界をつくる大切な存在なのです。人間の命を奪うことはもってのほか、動物も植物も大切に扱わなければなりません。また、人間は、生まれによって卑しい人になるわけでも、生まれによって尊い人になるわけでもありません。その人の行いによって卑しい人ともなり、行いによって尊い人ともなるのです。」
その後、アショカ王は、もう戦争をしないことを誓いました。人々には「正しい行いをするための法」をつくり、それによって争いの少ない平和な国をつくろうと励みました。聖なる動物を表わした柱をたくさん建て、正しい行いについて記した文字を刻み、通りがかる人びとに見えるようにしました。更に、お釈迦様の教えを広めるために、たくさんのお坊さんを他の国々に派遣しました。こうしてお釈迦様の教えは、多くの人々のもとへと運ばれていきました。
細井信宏
「アショカ王の柱」を制作する
今からおよそ2300年前の古代インドには、強大な王国が存在していました。その王様にはたくさんの王子がありましたが、その中の一人、アショカは、他の王子よりも「身分が低い、容貌が醜い」からと、世継ぎとしては認めてもらえず、王様からは可愛がられることはなかったといいます。ある時、王様が病で倒れると、アショカは軍を率いて強引に王の座に就き、世継ぎとして決まっていた王子や逆らう者たちの命を奪い取ってしまいました。こうして残酷で横暴なアショカ王の名は、全国に知れ渡ることとなりました。
野心に燃えるアショカ王は、隣国を支配しようと戦争を引き起こしますが、戦場でのあまりにひどい惨状に、残酷な王と言われたアショカの心にも深い後悔の念が起こったといいます。そしてある時、アショカ王は、粗末な衣服に身を包んだお坊さんに出会い、お釈迦様の教えについて知ります。
「お釈迦様の教えとは、どのようなものか?」
「平和の教えでございます。お釈迦様の教えには差別はありません。人間も動物も植物も命あるすべてのものは、この素晴らしい世界をつくる大切な存在なのです。人間の命を奪うことはもってのほか、動物も植物も大切に扱わなければなりません。また、人間は、生まれによって卑しい人になるわけでも、生まれによって尊い人になるわけでもありません。その人の行いによって卑しい人ともなり、行いによって尊い人ともなるのです。」
その後、アショカ王は、もう戦争をしないことを誓いました。人々には「正しい行いをするための法」をつくり、それによって争いの少ない平和な国をつくろうと励みました。聖なる動物を表わした柱をたくさん建て、正しい行いについて記した文字を刻み、通りがかる人びとに見えるようにしました。更に、お釈迦様の教えを広めるために、たくさんのお坊さんを他の国々に派遣しました。こうしてお釈迦様の教えは、多くの人々のもとへと運ばれていきました。
細井信宏
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