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千里・住まいの学校
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2009/03/07のBlog
[ 17:12 ] [ まちかど土曜ブランチ ]
3月7日(土)10:00~12:00、大阪大学の依藤光代さん(交通計画専攻)をゲストに招いて、まちかど土曜ブランチ(主催:千里・住まいの学校、ひがしまち街角広場 参加者:13名)を開催しました。
依藤さんは、1年間留学したオランダのフローニンゲン大学で学んだこと、見たこと、体験したことなど、楽しい話をしてくださいました。
以下はその概要です。
オランダは、干拓などでつくられた国だから、「世界は神がつくったが、オランダはオランダ人がつくった」と人々は言う。
九州ぐらいの大きさの国に、約1千6百万人が住んでいる。
身長の平均は世界一。とてもフレンドリーで親切であり、プライベートな時間を大切にする(例:時間ちょうどに退社、週末は家族で過ごし、夏休みは1ヶ月)。
干拓によってつくられた国だから、国土の1/4が水面下にある。
フローニンゲン市は、水路が張り巡らされ、伝統的な大学のある、美しいまち。
オランダは、自転車の利用が普及した国として知られている。
起伏が少なく、自転車で走りやすいこともあるが、国の政策として、自転車は利用しやすく、逆に車は利用しにくい環境づくりが進められてきたことにもよる。

歩行者道とは別に、自転車専用レーンが整備されている。
交差点では、車より自転車が優先、右折レーン(写真)もある。
街と村は、道路1本で結ばれるだけだが、自転車道は網の目のように整備され、自転車に乗ってどこまでも行くことができる。
中段のサインは、自転車道のネットワークを示す。
[ 17:09 ] [ まちかど土曜ブランチ ]
街の中心部に近づけば近づくほど、車での乗り入れ禁止ゾーンが増える。街中には、駐車場も少ない。車に乗って街に入ると不便なので、人々は自転車を利用する。
車がスピードを出せないように、狭く、曲がりくねった道をわざとつくっている。コミュニティ道路、またはボンネルフ(生活の庭)と呼ばれるこのような道は、オランダのデルフト市で始まった。
電車には、1000円を上乗せすれば、自転車をもって乗ることができる。田舎でのサイクリングや通勤などに利用されている。

自転車教育は、学校や家庭でしっかり行われる。
自転車が普及している割に盗難が多いのは、自転車の価格が比較的高いことも一因と考えられている(例:新車は6万円程度)。
オランダでは、自転車に乗って約30分で縦断できる規模のまち(コンパクトシティ)を基本にしたまちづくりが進められている。だから、街がコンパクトであり、都市と田園が明確に区分されている。郊外でのショッピングセンターなどの立地は認められず、街の魅力を求めて人々が自転車で集まってくるような都心づくりが進められている。

住まいは、街では3~4階の集合住宅、田舎では戸建住宅が多い。公的住宅が普及し、家賃が安いから、住まいへの不安は少ない。
オランダ人は、高齢になっても元気な人が多く、街中に老人ホームなどをほとんど見かけなかった。自転車利用によって、足腰が鍛えられているためかも知れない。

オランダ人は、必要な量だけ家族で分け合って働き、あとの時間を家族で楽しむ生活をしている。このような生活ができるのは、パートタイム就業(例:夫は週4日、妻は午後のみ)が一般的な働き方として認められ、パートタイマーが正社員として扱われるから。

依藤さんの楽しい話のあと、街角広場のみなさんがつくってくださった、ちらし寿司、すまし汁、菜の花のひたしなど、春のメニューをいただきながら、懇親しました。

次回は、7月11日(土)の予定です。
2009/03/03のBlog
[ 12:04 ] [ まちあるき ]
3月1日(日)、千里発見!まちあるき(津雲台)を実施しました。
参加者は13名(会員4、一般6、その他3)でした。
若いファミリーや女性の参加もあり、
いつもより元気なまちあるきになりました。

阪急山田駅から、歩行者道を通って、住宅地に入ります。
北のロータリーに近い社宅ゾーンは、マンションなどに変わっています。
社宅の跡地が、戸建住宅用に
土地分譲されているところもありました。

約40坪が約3800万円です。
吹田市の指導基準(60坪以上)ではないようです。
配水場の北側から、
千里ニュータウンや箕面山系などが見渡せます。

千里NTで唯一の準工業地域(7丁目)に建てられたマンション(左手)や立体駐車場(右手)が、やや景観の阻害要素になっています。
規格型の戸建住宅として分譲されたのち、
増改築によって、まったく異なる形に変貌している
住戸が3戸並ぶ通りがありました。

勝手に景観賞!@津雲台①(特別賞)
[ 12:02 ] [ まちあるき ]
近隣センターに近い戸建住宅地
2敷地が4敷地に分割されている例です。

間口は周辺に比べて狭く感じられますが、
すっきりとしたデザインがされています。

クスノキの並木が街並みを形成しており、
通りからは敷地分割はほとんど分かりません。
近隣センター横のUR賃貸住宅
歩行者道や広場が配置され、緑豊かな、
落ち着いた住環境が形成されています。
南のロータリー南にある公社分譲住宅
窓や庇に個性的なデザインがされています。
ロータリー東の公社賃貸住宅
階段室やバルコニー、妻面の窓、玉石を埋めた擁壁などに、
デザインの工夫が感じられます。
建替えが予定されており、敷地の周囲は、
すでに工事用の柵で覆われていました。
千里国際交流会館(運営:日本学生支援機構)では、
大規模な修繕が行われていました。
[ 11:59 ] [ まちあるき ]
2丁目の戸建住宅地
道路と住宅の間の法面に、丸く刈り込んだ植栽を
一面に施した住宅がありました。
春には、見事なツツジが見られるでしょう。

勝手に景観賞!@津雲台②
建て替えられた住宅が並びます。
緑が少ないことや黄色の壁などが、やや気になります。
お昼前に津雲公園に到着

まちあるきをふり返りながら、昼食です。
建設中の有料老人ホームの職員・Aさんは、
 ・日曜日のせいか、人影が少ない
 ・同じような集合住宅も、よく見ると表情がある
との感想を持たれたようです。
公園の中に、2体のお地蔵さんがありました。
45年の歴史の中で、地域の方が設置されたのでしょうか。
約15年前、5丁目の法面に建てられた戸建住宅

かつては戸建住宅に隣接する、写真右のような空地でしたが、ここにマンションが建設されようとしたことを契機に、住民による住環境保全運動が起こり、法面を含む住宅地に地区計画(例:高さは10m以下)が導入され、法面には戸建住宅が建設されました。

津雲台のまちあるきを通じて、次のような意見が出されました。
○起伏に富んだ、緑豊かな街並みが形成されている
○ニュータウン建設以来の様々な住宅や街並みの変貌が見られる
○公的賃貸住宅には、歩行者道や広場、住棟のデザインなどに
優れたものが見られ、再生にあたって保全・活用の検討が望まれる

次回まちあるきは、以下の予定です。
○日時:5月10日(日) 10~13時
○場所:藤白台(10時、北千里駅改札集合)
2009/02/02のBlog
[ 16:44 ] [ まちかど土曜ブランチ ]
“まちかど土曜ブランチ“
「水車、自転車、Groningen(フローニンゲン)」

お 話:依藤光代さん(オランダ留学から帰国、阪大)
と き: 3月 7日(土)10:00~12:00
ところ:ひがしまち街角広場(千里ニュータウン・新千里東町)
費 用:600円(軽食、コーヒーつき)
定 員:20名(先着順)
主 催:千里・住まいの学校 ひがしまち街角広場

申込み:下記のいずれかの方法で3月4日(木)までに
①住まいの学校、街角広場へ直接
②電話は、06-6871-2710へ
③E-mail:yam-chan@hkg.odn.ne.jp

■オランダは、水路が張りめぐらされた美しい国です。そして、自転車を利用する人が多い、環境の先進国です。これからの交通について学ぶためにオランダに留学し、先頃帰国した依藤(よりふじ)さんが、フローニンゲンの街や人々の暮らしについて語ってくれます。
■まちかど土曜ブランチは、“外国の街や暮らしを話題に、食事をしながら国際交流”がねらいです。少し遅めの朝食をいただきながら、楽しい時を過ごしましょう。どなたでも参加できます。
※今回から10時始まりです。ご注意下さい。
奇数月に実施しているまちあるき・・・
今回は、「津雲台」です。
ぶらぶら歩きながら、街の良さを再発見し、千里のこれからを考えましょう。どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。

○日 時:3月1日(日) 10:00~13:00
○場 所:津雲台
コースは、山田駅→社宅・マンション群(新旧集合住宅が混在)→老健施設(養護学校敷地跡に立地)→戸建住宅地(初期住宅の変遷が見られる)→配水場→公団津雲台団地(落ちついた住環境)→近隣センター・医療センター(頑張っている)→公社津雲台団地(個性的なデザイン)→戸建て住宅地(地区計画を導入している)→津雲公園(昼食)→山田駅(解散)の予定です。
○集 合:山田駅改札口 10時
○申し込み:前日までに下記へ
 Tel: 06-6871-2710 携帯:090-5092-0395
2009/01/12のBlog
1月11日(日)、千里発見!まちあるき(新千里南町)を実施しました。参加者は9名(会員4、一般4、記者1)でした。

南町に隣接する桃山台(吹田市)の研修所ゾーンの大半は、分譲マンションに変わっています。
3丁目の戸建住宅地
桃山台に近接する有利な条件から、バブル期に高値で取引されたところが多く、建物の外壁で敷地を囲った、いわゆる豪邸が目につきます。そのなかで、高低差のある法面を緑化して、視覚的に開放している住宅に好感をもちました。
勝手に景観賞!@新千里南町①
車道をつなぐ歩行者道に、低木の植栽が施されています。
高台にあるために、東豊中の建物や箕面連山が望めます。
分譲集合住宅から建替えられた分譲マンション
手前は市営住宅
分譲マンションの西端を南北に貫く、開放された歩行者道。
当初から確保されており、建替えを契機に再整備された。
新御堂筋線沿いの分譲マンション 住棟に囲まれた広場
桃山台駅に続く動線が中央部を南北方向に貫いている。

住民の利用と防犯を兼ねており、地域に対してはセミクローズド(セミオープン)な空間と考えられる。
歩行者道をしばらく北に進むと、天竺川と交差する。
川沿いは、春、桜が満開になる。
ふり返って見る、新御堂筋線沿いのマンション群
巨大な軍艦のような街並みは、これまでの千里NTとは異質だ。
近隣センター横を南北に貫き、千里中央に至る歩行者道
ジョギングを楽しむ人の姿が見えた。
新千里南町の近隣センターは、相変わらず元気なようだった。東豊中など周辺からの買い物客が多いことにもよると言われている。
お洒落なイタリアン・レストランもあった。
住区を南北に貫く歩行者道
道沿いの府営住宅や公園の緑が心地よい空間を作っている。
勝手に景観賞!@新千里南町②

道沿いに店舗などの施設があれば、さらに快適な空間になったとの意見もあった。
増築された府営住宅群
遠くに、建設中の千里中央の50階建てマンションが見えた。
この府営住宅の街並みも、建替えによって失われる。
府営住宅地のほぼ中間、歩行者道沿いにある太陽温泉
府営住宅の浴室増築によって、浴場がほぼなくなったが、ここは温泉を掘り当て、営業を続けている。
建替え工事が始まった府公社・新千里南町団地
1丁目の戸建住宅地
分割された敷地に建てられた2戸の住宅


まちあるきのあと、次のような意見が出されました。
・新御堂筋線沿いの桃山台と千里中央の間に位置する有利な条件を活かして、マンション開発が急ピッチで進んでいる。
・これによって、”巨大マンション群”という、これまでの千里NTと異質な街並みが形成されている。
・社宅・研修ゾーン、分譲集合住宅の建替えがほぼ完了し、公的賃貸住宅の建替えが本格化しつつあるこの時点で、これまでの建替えを評価したうえで、今後のまちづくりの方向を再検討する必要がある。

次回の千里発見!まちあるきは、次の予定です。
■日時:3月1日(日)10~12時
■場所:津雲台(10時、山田駅集合)