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丹波の森研究所 あっちこっち
記事一覧
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2010/03/08のBlog
[ 04:55 ] [ 研究員”あっちこっち” ]
エスカレーターに乗って、3階から一気に1階まで降り、地底を思わせるトンネルを抜けて、展示スペースに入っていきます。
恐竜化石が堆積した地層(ホーンベッド)
アメリカで発見された本物です。
恐竜の足跡化石・・・大きい足跡と小さい足跡、
はっきりした足跡とぼんやりした足跡があります。
恐竜の寿命は、約60年
恐竜は、年齢と共にどんどん大きくなったそうです。
動く恐竜の模型
膨大な量の骨格模型が展示されています。
[ 04:50 ] [ 研究員”あっちこっち” ]
福井で発見されたフクイサウルス・テトリエンシスの骨格模型
白亜紀前期、全長4.7m

恐竜の名前は、恐竜の特徴や発掘地などを組み合わせてつけられる。フクイは福井、テトリは手取川でしょうね。

地球誕生から現在までの歴史(約46億年)を、約14mの棒で表現しています。
恐竜が生きていた約1億年前は30cm、人類の祖先(ホモ・サピエンス)が現れた20万年前は数cm前であり、地球の歴史の長さに驚かされます。
今年7月の開館10周年記念の展示に向けて、クリーニング作業が急ピッチで進められています。
ミュージアムショップ
恐竜関係のグッズ、書籍、土産ものが販売されています。
レストラン
メニューには、トリケラ丼など、恐竜の名前が用いられています。

福井県では、恐竜化石を活かす方法のひとつとして、恐竜博物館の建設が選択されました。丹波地域では、これまでの資料展示コーナー、発掘体験などの他に、どのような活用が考えられるでしょうか。協議会での議論や取り組みが期待されます。
2010/03/03のBlog
[ 14:00 ] [ 研究員”あっちこっち” ]
兵庫丹波の森協会では、「地域再生を担う人づくり支援調査」(国土交通省)により、恐竜化石を活かしたまちづくりの人材育成を進めています。2月5日、「つばさプロジェクト」代表の越道正芳氏を迎えて、「都会と田舎をつなぐプロジェクト研修会」が開催されました。その”実践講座”として、2月24日、「室生・里めぐり」が実施され、丹波地域に住む21名が宇陀市室生区(旧室生村)の”普通の田舎でも、都会の人には新鮮な”4つのスポットを訪ねました。
Photo:多山酒造の母屋と庭
「里めぐり」は、大阪市内から旧室生村にIターンした江本さんが自宅で開いた「切り絵の展覧会」に多くの見学者が訪れたことから、これを室生村に拡大できないかと始まり、約25軒の参加のもと、秋の3日間を中心に開催されているものです。最初の訪問地「多山酒造」は、2年前に酒造をやめましたが、得意さんの要望で、地域の酒を集め、通販などで販売しています。広い庭に面した旧酒蔵で、女主人のお話を聞きながら、試飲などを楽しみました。
Photo:日本酒の試飲
次は、農家民宿「B&Bにしみね」 都会の子どもを自然豊かな村で遊ばせてやりたいとの思いから民宿をはじめ、約20年前から現在のスタイルに変えた、わが国のB&B(朝食つき民宿)の草分けです。南向きの山腹の一番上にたつ自宅を利用しています。
「にしみね」から眺められるのどかで美しい田舎の風景の眺望も”うり”になっているようです。ホームページを見て訪れる外国からの旅行者が日本の田舎を味わえる宿、寺めぐりや写生などを楽しむ人の定宿などとして、多くの方に利用されているようです。
民家の座敷でいただいたお弁当です。お米はもちろん、ウド、ゼンマイなど、ほぼすべて地場産の食材を利用してつくられており、美味しくいただきました。にしみねでは、こんにゃくづくり、味噌づくりなども体験できます。元気な女主人・西峯さんのお話も楽しく、いろいろなものが魅力になって、都会の人を惹きつけるのだと感じました。
[ 13:57 ] [ 研究員”あっちこっち” ]
次に伺ったのは、切り絵作家の江本さんの自宅
山の中にある民家の庭先で、桜餅をいただきながら、「過疎化に伴う問題も、残された住民が力を合わせ、今ある資源を活かせば、何とかなる」と語る江本さんの話しに、一同聞き入りました。
江本さんの自宅に掛けられた、江本さんの切り絵です。

※写真をクリックすると拡大します。
このあと、近くにある「ふるさと元気村」を訪ねました。自然体験や文化活動を通じた交流によって、地域を元気にしようと、江本さんたちの活動により、廃校のリニューアルによって実現した施設です。室生村周辺に住む8人のアーティストが元教室を工房として利用し、制作や教室を開いています。受講生は、遠距離からも参加されるようです。オープンから約3年が経過して住民にも知られ、コミュニティの拠点に成長しているようです。
元気村の設立準備から今日に至るまでの、江本さんの話しを熱心に聞きました。
このあと、各工房&教室を見させていただきました。
「里めぐり」や「元気村」は、”田舎にある普通のものを都会の人に体験してもらう”、”今ある資源を知恵によって活かす”など、どこでも応用が可能な方法です。このことに加えて、「元気村をはじめた動機は、”地域を何とか元気にしたい”であり、”観光客に来て欲しい”ではなかった」との江本さんのお話しが印象的でした。
2010/02/28のBlog
[ 10:59 ] [ 研究所 ”Now” ]
丹波市、篠山市にまたがる篠山層群では、平成18年から相次いで恐竜化石等が発掘されました。世界的にも希少な恐竜化石等の価値や意義、丹波の魅力を広く全国に情報発信しながら、地域が一体となった地域づくりを進めることが期待されます。このような趣旨から、2月26日(金)、かねてから準備が進められていた「たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会」の設立総会が開催されました。
Photo:大木豊・丹波市観光協会会長のあいさつ
会場の丹波の森公苑・多目的スペースには、加入52団体のうち41団体が集まり、設立準備委員会委員長(大木豊・丹波市観光協会長)の進行によって、規約案(事務局を兵庫丹波の森協会内に置くことを含む)、役員案、事業計画案、収支予算案などが承認され、協議会が正式発足しました。そのあと、会長の河合雅雄・丹波の森名誉公苑長、副会長の中瀬勲・丹波の森公苑長、顧問の内田貞雄・丹波県民局長からあいさつがありました。
Photo:河合雅雄会長のあいさつ
このあと、「丹波地域のファンである」と言われる、雑誌「大人組Kansai」副編集長の宮崎周文子(すずこ)さんから、「雑誌編集者から見る丹波地域の魅力」と題して記念講演(森岡武研究員との対話形式)をいただきました。宮崎さんは、「これからはモノが街に行く時代から、人が田舎に行く時代」「丹波で最近気になる動きとして、『集落丸山』、わが国最初の鹿肉料理専門店『無鹿』があげられる」と話されました。
Photo:宮崎周文子さんと森岡武研究員の対談

協議会の事業には、「プロジェクトの企画調整」「アドバイザー派遣事業」「人材育成事業」「情報発信・交流事業」などが予定されています。兵庫丹波の森協会は、事業者・NPOなどが中心になった主体的・自主的な運営がなされるよう、事務局としての役割を十分果たしていきたいと考えています。
2010/02/23のBlog
[ 09:21 ] [ 丹波の”まち&むら” ]
2月17,18日、丹波の各神社では、厄神祭が行われました。中でも、柏原の八幡神社の厄神祭が特に有名です。丹波を知るには、厄神祭も見ておかねば・・と、出かけました。JR柏原駅から近い商店街が参道にもなっており、沿道には、いろいろな露店が並んでいます。


八幡神社の鳥居です。
ここから、長い石段を登っていきます。
この時期、丹波は一年のうちでもっとも寒く、「厄神さんには、雪が降る」と言われたそうです。長い石段は、溶けた雪で滑りやすく、ごった返す人の中を登るのは、大変だったと聞きます。しかし、温暖化の影響か、近年雪は滅多に降らず、参拝客も減って、ごらんのような状況です。
登り切ったところに、八幡神社が現れます。丹波市の文化財を紹介するホームページには、「1024年に石清水八幡宮の柏原別宮として創建され、消失後再建されたが、1579年の織田信長の丹波攻により再び焼失し、秀吉によって1585年に竣工した。本殿と拝殿が接続した檜皮葺の複合社殿に特色があり、国指定重要文化財」と紹介されています。後に見える三重塔は、江戸時代に再建されたもので、兵庫県指定文化財です。
参拝を終えて帰る途中、「観光を活かしたまちづくりを進める会」が開設した「うまいもんと観光写真展」をみつけ、中に入りました。特産の山芋を使った”とろろそば”は、なかなかの味でした。柏原駅に近いJA丹波ひかみの2階では、丹波市に在住するアーティスト・工芸家の作品展も開催されていました。
”三丹一”といわれる柏原八幡宮の厄神祭は、かつてのような賑わいはなくなりましたが、この時期の風物詩として親しまれ、情報発信の場としても捉えられているようです。
2010/02/17のBlog
2月16日、丹波の森公苑にて、丹波地域の「森・里づくりフォーラム」(主催:兵庫県丹波県民局、篠山市、丹波市、(財)兵庫丹波の森協会)が開催されました。丹波地域では、平成19年度から、環境保全などのCSR活動の場を求める「企業」と、山林等の管理が困難になっている「地域」の協働によって、里山の維持管理などを行う『企業の森・里づくり』が始まり、現在5地域に拡大しています。フォーラムは、5地域の活動の発表と交流を通じて、さらなる拡大をはかることを目的に開催されました。
Photo:奥氏の基調講演
5つの地域の森林の名称(所在地):企業名、地元団体名は、●油井鎮守の森(篠山市油井):三菱電機(株)神戸製作所、油井生産森林組合、●曽地中里の山づくり(篠山市曽地中):NPOエコラ倶楽部、曽地中自治会、●遠阪アサヒの森(丹波市青垣町遠阪):アサヒビール(株)西宮工場、遠阪森づくり協議会、●篠山宮代の里(篠山市宮代):(株)阪急阪神交通社ホールディングス、宮代自治会、●神船・大名草の森づくり(丹波市青垣町大名草):三菱重工業(株)、(財)神楽会、大名草自治会です。
Photo:「企業の森」の分布
フォーラムでは、内田貞雄県民局長のあいさつ、酒井篠山市長と辻丹波市長による地域紹介のあと、奥敬一氏(独立行政法人森林総合研究所関西支所主任研究員)の基調講演がありました。奥氏は、但馬地域には住民が力を合わせる意味の「合力」という言葉がある。この言葉のように、まず地域の住民が地域づくりに力を合わせる必要がある。加えて、農山村地域に魅力を感じる都市住民や企業、大学などの力を活用してはどうか。都市域に比較的近く、地域づくりの伝統のある丹波地域では可能であると話されました。
Photo:会場風景
ついで、5地域の企業・団体による活動の発表、地元団体のコメントが行われました。企業・団体側からは、丹波地域のゆたかな緑や新鮮な空気、季節ごとの食べ物などが魅力であり、丹波に「ふるさと」をもちたい社員が多い。地元側からは、荒廃した森林環境の回復(間伐、広葉樹への転換、遊歩道整備など)に、企業の力を借りたいなどと話されました。また、年数回の里山での活動以外にも、相互に訪問し合うなど、親密な交流を続けたいとの意見も双方から聞かれました。
Photo:「企業の森」の活動風景(県民局発行の冊子より)
フォーラムには、丹波地域一円から約150名の参加者があり、講演や発表を熱心に聞かれていました。フォーラムに参加したことによって、「私たちも同じような取り組みをしたい・・」という地域が現れ、「企業の森」が広がっていくことが期待されます。
丹波の森研究所は、これまで、企業の森づくりの「ガイドライン」の策定、企業と地域による協議会の立ち上げなど、初動期の活動支援を行ってきました。これからも、「企業の森・里づくり」をはじめ、様々な場や機会を通じて、丹波地域の地域づくりや活性化に貢献したいと考えています。
Photo:5地域の企業・地元関係者
2010/01/02のBlog
2010年、あけまして おめでとうございます。

(財)兵庫丹波の森協会/丹波の森研究所は、「丹波の森構想」(丹波地域の特性や資源を生かしながら、人・自然・文化の調和した地域づくり)を推進するために、今年も地域の方々とともに考え、取り組み、そして支援したいと願っています。

本年も、どうぞよろしくお願いいたしjます。
2009/11/30のBlog
[ 14:09 ] [ 丹波の”まち&むら” ]
快晴の11月23日、丹波市市島町美和地区の「丹波高原アルペンルート交流登山」に参加してきました。やや仰々しいネーミングと思えるこのイベントは、地区の住民の健康づくりや親睦とともに、都市の住民にも参加してもらい、地域の活性化に結びつけようと始まったようです。市島駅から送迎バスが運行し、この日は地区内外から、約100名の参加があったようです。

※写真をクリックすれば拡大します。
しばらく林道を歩くと、急斜面の直登が続きます。30分ほど登ったところで尾根道に出て、そのまま緩やかに登っていくと、1時間弱で五大山の北にある鷹取山(566m)に到着です。
この日は、朝から霧が深く、眼下に雲海が漂います。南には、多紀連山が雲の上に顔を出しています。しばらくすると、雲が晴れだし、市島や春日、反対側の氷上の景色が見えてきました。途中であった子どもたちは、「きれいやった」「天国みたいやった」と、山に登らなければ味わえない景色の素晴らしさを語っていました。
みんなで、少し早めの昼食をいただきます。
「林の中に番号を書いた札がありますから、探してください」
ゲーム担当者の説明を受け、幹に挟まった札を見つけます。
下山後、札を持って行けば、簡単な記念品がもらえるという趣向です。
昼過ぎに下山すると、地域の方々による餅つきと餅の販売、うどんのサービスが行われていました。米でできた「こめっこうどん」のかけうどん・・100円です。
紅白の幕が張られた舞台には、「丹波ウグイスの森コンサート」の看板が張られ、市島中学校のみんさんによるブラスバンドが演奏されていました。このあとは「大声コンテスト」・・・。子どもや中学生がチャレンジし、上位入賞者には特産の山芋が与えられます。




美和地区は、このほかにも白毫寺の藤まつりなどの交流イベントを開催しています。また、旧農協施設を活用したスーパーやコミュニティ喫茶の経営、コープこうべの研修宿泊施設(現在は民間経営)、民間サッカー場の開発誘致など、積極的に地域づくりを進めているところです。
地域の方々の高齢化とともに、地域づくりにやや疲れが出ていると聞きました。しかし、約40名の方々が手際よく活動されている姿を見ると、長年続けられてきた地域活動の積み重ねがあるから・・・と思わされます。それだからこそ、地域の方々が疲れを覚えない、楽しいやり方はないか、地域の若い人のアイデアや都市住民の力を借りたり、「参加」してもらえるプログラムは考えられないかなどと、心地よい疲れを感じる列車の中で考えさせられました。
2009/11/29のBlog
[ 19:00 ] [ 研究所 ”Now” ]
11月19日、兵庫県企画県民部政策室が設置した「地域空間活用検討チーム」の専門家5名、県の職員4名が、「ふるさと自立計画推進事業」に採択された青垣町遠阪地区の調査と意見交換に来られました。地元側からは、「遠阪むらづくりを考える会」の生田さん、清水さん、丹波の森研究所から山本が応対しました。
遠阪の最奧にある今出川親水公園から林道を上って行きます。
11月14日に、遠阪地区の住民とアサヒビールの社員約30名によって、遊歩道づくりなどの活動が行われた「遠阪アサヒの森」で説明を聞きました。今後5年間、遊歩道づくりや交流イベントなどを通じて、地域とアサヒビールが交流していきます。生田さんは、「ここで得られる経験を様々な形で地域の元気づくりに行かしていきたい」
と話していました
11月3日に[「はだか祭り」が行われた熊野神社を訪れました。境内は、昔も今も子どもの遊び場であること、遠阪地区の住民にとって、熊野神社やはだか祭りがいかに大切であるかという説明がされました。
熊野神社に江戸時代に奉納された、幾何学を解説した「数理の額」です。特別に見せていただきました。遠阪には、このほかにも、それぞれの家に古いものがたくさん残っているようです。
かつて大庄屋を務めた生田家にお邪魔をして、意見交換をしました。「はだか祭りを地域の人々がもっと楽しめるまつりにしては」「数理の額に書かれた内容を解説する公開講座を開催してはどうか」「それぞれの家にあるお宝を持ち寄って、鑑定会のようなものをしてはどうか」など、いろいろな意見が出されました。これらをふるさと自立計画に活かしていきたいと思っています。